佐々木雅弘プロ
1日店長に就任!

日時:2023年10月1日(日)
会場:ネッツトヨタ中部 プラザ豊田2F GR Garage midress豊田

現在、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup 2023プロフェッショナルシリーズに参戦中のレーシングドライバー・佐々木雅弘選手がGR Garage midress豊田の1日店長を務めました。10時の開店と同時に、この日を待ちわびていたお客さまが多数来場。佐々木選手のトークショーをはじめ、17歳以下を対象としたeモータースポーツ「グランツーリスモ7」の無料レッスンやレーシングシミュレーター無料レッスンなどさまざまイベントが行われ、ファンとの交流を深めました。

プロの指導のもと「グランツーリスモ7」
タイムアタックに挑戦

この日のイベントは、佐々木選手によるeモータースポーツ「グランツーリスモ7」の無料レッスンからスタート。初めて体験するお子さんから大会で入賞経験のあるお子さんまで5名が参加しました。専用のステアリングコントローラーは、路面の細かな振動や車の挙動を再現しており、実車さながらのリアルなドライビングが体験できるとあって、みんな大興奮。少し緊張した面持ちでハンドルを握る皆さんに、佐々木選手はそれぞれのレベルに合わせて声かけ。カーブをうまく曲がれない子には「しっかり減速してからコーナーインしたらきれいに曲がれるよ」とブレーキを踏むタイミングを指導。一方、上級者の子の見事なハンドルさばきに「教えること何もないね(笑)めちゃくちゃうまい!」と驚く場面も見られました。レッスンを終えた子どもたちは「タイムが上がってうれしかった」「運転するのがさらに楽しくなりました」と話し、そんな我が子の様子を見ていた親御さんは「丁寧にアドバイスをしてくださって、子どもが楽しそうでよかったです」と笑みを浮かべていました。

佐々木選手とファンの交流に沸いた
「トークショー」

午後から行われた佐々木選手のトークショーには多くのファンが訪れ、ラリーチャレンジの魅力やレースにかける想い、開発ドライバーとしてのこだわり、さらに人生初レースでの思い出など普段は聞けないようなエピソードも披露されました。プロへの転向を決めたきっかけを聞かれ、「初めてのレースで2位だったことが本当に悔しくて」と話し、佐々木選手の情熱的な一面が垣間見える瞬間も。質問タイムではプロ選手から話が聞ける貴重な機会とあって、皆さんからさまざまな質問が飛び交いました。「最近、GRヤリスを購入したんですが、佐々木選手だったらどこからカスタムしますか?」と聞かれ、「まずは車高を下げて、アルミをつけたりタイヤを変えたりするかな。その後にエアロをつけたりバケットシートを入れたり…」と細かく回答。また「愛車遍歴を教えてほしいです」という質問をきっかけに話がどんどん膨らみ、幼い頃や学生時代のエピソードを交えたトークで会場を沸かせました。その後はサイン色紙とオリジナルのGRタオルがもらえるじゃんけん大会を実施。見事勝ち抜いた5名の方はうれしそうに景品を受け取っていました。

本格的な「レーシングシミュレーター」で
リアルドライビング体験

5名様限定で行われた佐々木選手の「レーシングシミュレーター」無料レッスンには、シミュレーター経験者の方が3名、初挑戦の方が2名参加。このシミュレーターはリアルな映像と室内に響き渡る迫力のサウンドで、実際のサーキットにいるかのような臨場感が楽しめます。初めて操縦したという豊田市在住の男性は「想像していたよりも難しい」と苦い表情で1周目を終えるも、佐々木選手からアドバイスをもらったことでめきめき上達。終わる頃には「楽しかった!」と笑顔を見せていました。また、普段からよく利用しているという常連さんからは「“優しく”の感覚が自分の思っている “優しく”と違っていたので、こういう見方もあるのかと新鮮だった」との声も。他にも「初心者の方に、最初はアクセルとブレーキを踏むタイミングだけ覚えれば良いと言っているのを聞いて、なるほどなと今更気づきました(笑)」と他の参加者へのアドバイスを聞いてさらに学びが深まったようでした。

ミニ四駆コースやシミュレーターに
常連さんも夢中に

当日はmidress豊田に常設されている全長120mの超大型ミニ四駆コースも利用でき、子どもから大人まで真剣に取り組む姿がありました。5歳のお子さんを連れて来場した豊田市在住の男性は「こんな立派なコースが無料なんて本当にありがたい。自分の好きなことを子どもと一緒に楽しめるって最高ですね!」と話してくれました。また会場には「グランツーリスモ7 」のダートタイムトライアルやレーシングシミュレーターの無料体験コーナーもあり、来場者各々で楽しむ様子も見られました。

佐々木選手、1日店長を終えて

イベントの間の空き時間には、この日のために作られた“店長”の名刺を配りながら来場者と積極的にコミュニケーションを図っていた佐々木選手。「多くのお客さんに来ていただけて良かったです。トークショーやレッスンを通して、皆さんにたくさんの学びを届けることができたのではないかな。僕自身、とても楽しむことができました」と充実した様子。最後に「こういったイベントをきっかけに車やモータースポーツにもっと興味を持ってもらえたらうれしいですね」と笑顔で語り、1日店長の役割を終えました。

当日の動画