2024.07.20(Sat)/21(Sun)

日時:2024720日(土)・21(日)
会場:ネッツトヨタ中部 プラザ豊田2F GR Garage midress豊田

東海地区の梅雨明けが発表されて間もない720日(土)・21(日)の2日間、『midress SUMMER Fes. 2024』が開催されました。スペシャルゲストとして、2016年グランツーリスモ世界大会チャンピオンであり、GTドライバーの冨林勇佑選手をお招きしました。

初日のメインイベントは、今年1月に続き2回目の開催となる『グランツーリスモmidress CUP』。冨林選手の解説のもと、YouTubeでもライブ配信されました。午前に「86 Gr.4 ワンメイクレース」が2戦行われ、それぞれ坂原優太選手とこーすけ選手が序盤から他車を寄せつけない走りでフィニッシュ。午後に行われた「Gr.3 1時間耐久レース」は知力と体力が求められる過酷なレース。ファイナルラップまでトップを守ってきたチョウ選手に対し、鵜飼幸希選手がラスト5分で一気に仕掛け、見事な逆転勝利を収めました。鵜飼選手は「終盤まで正直勝てると思っていなかった」と話し、冨林選手も「やっぱりレースっていいですね。とてもハイレベルな見応えのある戦いでした」と評する、今後も語り継がれるであろう名勝負となりました。

また、この日は常設のレーシングシミュレーターを無料開放。先着順で整理券を手にした参加者は、実際のサーキットを走っているかのような臨場感を肌で感じていました。

2日目は、4月13日から623日までに行われたタイムアタックチャレンジの上位入賞者によるトーナメント戦『midress summer fes mini4×4 Champion Race』を開催しました。キッズの「ノーマルMクラス」と「チューンMクラス」で2冠に輝いたのは小学1年生の藤嶋くん。続く年齢制限のない「ミッドレスレギュレーションクラス」でも大人たちの中に混じった小学6年生の阿部くんが勝利し、子どもたちの活躍が際立っていました。この日最後の「タミヤレギュレーションクラス」では、愛車「TIメカ四駆」で挑んだ森岡さんが“大人の本気レース”を制し栄冠を手にしました。レース後に森岡さんは「今回が2度目の参戦。車屋さんなのにミニ四駆を走らせれる立派なコースがある、という情報をネットで知ったことが最初でした」と、midress豊田に通うようになったきっかけも話してくれました。

そして、冨林選手によるレーシングシミュレーター無料レッスンも開催。「ここはもう少し早めにブレーキを踏んで」「2速に入れるタイミングを少し遅くするとスリップしづらくなるよ」など、プロドライバーから具体的なアドバイスを受けた参加者はラップを重ねるごとにタイムを上げていました。

他にも、6台の筐体が並ぶグランツーリスモの無料体験コーナーにも大会参加者や会場を訪れた皆さまが集まり、思い思いにレースを楽しむ様子が印象的でした。

大人も子どもも熱くなった『midress SUMMER Fes. 2024』。夏のはじまりに相応しい特別な2日間となりました。