ネッツトヨタ中部

Race Report

86/BRZ Race

鈴鹿サーキット(併催:スーパー耐久)

チャンピオンとしての初戦をポール・トゥ・ウィンで飾る

TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 2018 第1戦 鈴鹿サーキット
クラブマンシリーズ決勝Aレース  5.807km×8Laps
予選3月31日(土) 天候/晴れ 路面/ドライ
決勝4月1日(日)   天候/晴れ 路面/ドライ

 すっかり春を感じさせる穏やかな日差しが降り注ぐ、快晴の鈴鹿サーキット。お馴染みミッドレスカラーのマシンには、カーナンバー0が誇らしげに付けられていた。クラブマンシリーズのチャンピオンナンバーだ。2017年シーズン4勝を挙げ、チャンピオンに輝いた神谷裕幸選手のマシンである。

「今シーズンの目標ですか? やっぱり連覇ですよね。せっかくのチャンスですから」

  神谷裕幸選手は、去年の開幕戦の時とは対照的に、いつものように少し照れながら、しかし明らかに自信を持って答えてくれた。やはりチャンピオンを獲ったことで、いろいろなものが変わったに違いない。

  2018年シーズン、レギュレーションには大きな変化がなく、全国7つのサーキットを転戦し、8大会9戦が行なわれる。ただクラブマンシリーズの大きなトピックスは、タイヤだ。使用可能なタイヤは各タイヤメーカー1銘柄だけ、許可されたものに限定される。2017年はヨコハマのアドバンA052の性能が高かったが、それに対抗すべくブリヂストンがポテンザRE-12Dを登場させ、さらにダンロップはこれまでプロフェッショナルシリーズで使ってきたディレッツァβ-02をクラブマンシリーズにも使えるようにした。事前のテストに好感触を得たこともあり、神谷裕幸選手はダンロップを選択した。

 チャンピオンは追われる立場でもある。昨年もチャンピオンを争った#600小野田貴俊選手だけでなく、4年ぶりに復帰する#25水谷大介選手、そして昨年は参加しなかった2016年のチャンピオン#713松原怜史選手と、かつてヴィッツレースで戦ってきた仲間たちが神谷裕幸選手を待ち受けている。おそらく2018年、この4人がクラブマンシリーズの主役になることだろう。



 予選、神谷裕幸選手は鈴鹿入りしてからの好調をそのまま出せば、ポールポジションは確実と思われた。しかし予選アタックラップの終盤、トラブルが発生。神谷裕幸選手の直前を走っていた#70庄司雄磨選手がマシントラブル。バックストレートでスローダウンし、神谷裕幸選手は避けることができたものの、後続の小野田貴俊選手が激しくクラッシュ。予選は赤旗中断となった。

 タイヤの特性やレースでの磨耗を計算すると、予選アタックは1周のみと思われていたが、再度アタックすることが必要になった。タイムは落ち、決勝レースでのタイヤのコンディションも悪化する。再開した予選、それでも神谷裕幸選手は見事にトップタイムをマーク、ポールポジションを獲得した。小野田貴俊選手はリタイヤ、松原怜史選手はマシンが本調子ではなく9位、しかし水谷大介選手は4位となった。

 クリーンなスタートで始まった8周の決勝レース、神谷裕幸選手は後続を引き離し、1周目で2位に2436もの大きなリードを作ることに成功。その2位には、好スタートを決め、シケインでオーバーテイクした#25水谷大介選手が上がってきた。「(水谷選手が)来るのは判っていました」と落ち着いていた神谷裕幸選手は、タイヤを気遣い、リードも使ってペースを抑える。水谷大介選手と繰り広げるはずのレース終盤の激しいバトルに備えたのだ。

  しかし4周目、1コーナーに拡がっていたオイルに乗り、神谷裕幸選手はコースオフしダートへ。そのタイムロスは最小限だったが、水谷大介選手に先行を許してしまう。すぐにコースに復帰し、神谷裕幸選手は追う立場になった。


 だがストーリーは繰り返す。5周目の1コーナー、今度は「いつもよりかなり慎重に入ったつもり」の水谷大介選手がオイルに乗ってしまい、神谷裕幸選手は難なくトップを奪還。しかし2台の差はほとんどなく、接近したままコースを駆け抜けていく。ところがトップを争う2台が6周目に入ったタイミングで、マシントラブルでコース上に停車したマシンがあり、セーフティカーが導入される。これで追い越しはできなくなった。

  結果としてレースはセーフティカーが解除されることなく8周を終了し、チェッカーフラッグが振られた。チャンピオン神谷裕幸選手の初陣は、ポール・トゥ・ウィンで優勝を勝ち取った。予選からトラブルがあったものの、それに冷静に対処した、いかにもチャンピオンらしいレース運びだった。

TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 2018 Rd.1 SUZUKA



神谷裕幸選手のコメント
「序盤でマージンを作って、その後はペースをコントロールしながら、逃げ切ろうかなと思っていたんです。セーフティカーは余計でしたけど、まぁ、思っていたようなレース展開になりました。(コースオフした1コーナーでは)オイルフラッグが出ているのは見えていたんですが、入ってみたら滑ってしまって。でもコース復帰して水谷選手を後ろに付いてみると、仕留められそうだな、と思っていました。次からは今回出場していないライバルも出てきますし、松原選手や水谷選手が完全に目覚める前に、しっかりと結果を残していきたいですね」

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